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「告白」 [映画]

映画「告白」
を観ました。


原作の本を読んだ時に、共感する部分と共感したくない部分とが混在し、すごく印象に残ってました。


その本を中島監督が映画化するとあって、すごく楽しみにしていたのです。


「嫌われ松子の生涯」も「告白」の様にイヤな後味が残る読後感でしたが、すごく上手に料理されていて楽しめましたし。


因みに、読後感にイヤな後味が残る本て嫌いではありません。

「なんでこんな気持ちになるんだろう・・」


と考えることが、自分の見えない感情に光を当てることになるので。


多分、人間の持つ弱さや、どうしようもない部分、憎しみや悲しみという強い感情が作品にうずまいているからかもしれません。


映画は

「中学生のときってどんな気持ちだったっけ?」

「私が先生だったらどうするだろう・・」

なんてことも思いつつ、

その張り詰めた緊張感溢れる映像を、固まるように観てました。


映画館の空気事態も、張り詰めてましたね(;^_^A


松たか子さんの舞台が大好きでよく観に行くのですが、舞台の時のような研ぎ澄まされた迫力があり内面の激しい感情がすごく伝わってきました。


興味のある方、元気のある時に集中してご覧になってください(*^_^*)
コメント(2) 
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コメント 2

くれべー

「告白」の映画は僕も見ました。
原作は読んでないけど。
感想は長くなるので割愛しますがww

イヤな後味が残る読後感といえば、別役実。
豊嶋さんも最近ちょいちょい舞台やってますし、別役戯曲読みませう。
図書館にも置いてますよー。
by くれべー (2010-07-08 23:47) 

ホタル

私も色々な作品に出会い、自分で信じられないような場面で感情が揺らぐことがあります、そんなとき見たくない恥ずかしい所を鏡で見てしまった!そんな気がしていましたが、「光をあてる」流石ですね、前を見て進む人の力強さを感じました。
by ホタル (2010-08-17 04:14) 

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