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日本婦道記 [本]

じーんと心に染み入る、短編集を読んでます。


「小説 日本婦道記」
著 山本周五郎


以前劇団すごろくさんに客演で呼んでいただいた時に、この本に収録されている「不断草」というお話が原作の舞台をやらせていただいたのです。


夫に突然離縁された武家の妻が、その離縁の真相を知り、目が不自由になった姑の世話をしにゆく(夫はワケがあり家を離れて地方へ行ってしまったのだ)。自分が元嫁だということを隠して・・。3年の月日が経ち、夫が病にかかったという知らせが入り、姑は嫁に夫の元に行くように促す。姑は全て気付いていたのです・・。


と、いうのが「不断草」の大まかなあらすじ。

この短編集には
昔の日本女性のひとつの生きざまが描かれています。時には慎ましく、時には芯の強さをもって。



やはり「家」の土台を支えるのは、妻なのだと思いました。土台がなければ「大黒柱」も立たないですしね(*^_^*)

外から見えないけれども、揺るがないしっかりとした土台であることが、いかに素晴らしいことか、この本を読んでしみじみと感じました。


電車の中で読んでたら泣きそうになり、あわててしまった短編もありました^ロ^;


時々読み返して、教訓にしたい一冊です。


おまけ
今朝の朝食~。暑さの為食欲がなく果物をいただきました。
200806240939000.jpg

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